インターネット上から画像をダウンロードする際、JPEG形式を想定していたにもかかわらず、拡張子が「.jfif」となっているケースに出くわすことがあります。「.jfif」はJPEGとは何が違うのか、そしてどうやってJPEGに変換するのかと疑問に思ったことはありませんか？この記事では、そんな疑問を解決するために、.jfif形式とは何なのか、JPEGとの違いと、どのようにしてJPEGへの変換を行うのかについて詳しく解説します。
「.jfif」拡張子とは何か？
画像をインターネットからダウンロードした時、思ったよりも「.jpg」ではなく、「.jfif」の形式になっていることがあるかもしれません。その場合、「.jpg」の画像であるはずなのに何故「.jfif」形式になるのか、と疑問に思うことでしょう。
「.jfif」は、JPEG形式の画像データをファイルとして保存するためのフォーマットで、その正式名はJFIF (JPEG File Interchange Format)です。JFIFは画像データとその付加情報を一つのファイルに格納します。開発者はC-Cube Microsystems社で、JPEGがまだ標準のファイル形式として定義されていない時代に、JFIFが標準として普及しました。
「.jfif」と「.jpeg」の違いとは？
「.jfif」形式のファイルは、事実上JPEGの一部であり、大部分の画像ビューアーは「.jfif」形式の画像も問題なく読み込むことができます。つまり、ファイル形式が「.jpg」か「.jfif」かによる画像の取り扱いについての大きな違いは存在しません。
しかし、2011年にITU-T、そして2013年にISO/IECによってJPEG規格が改定されたことで、JFIFはJPEG規格の一部となり、一般的には「.jpeg」または「.jpg」の拡張子がより一般的に使われるようになりました。
「.jfif」を「.jpeg」に変換する方法
「.jfif」形式の画像を「.jpeg」形式に変換する方法はいくつかありますが、最も簡単なのは以下の手順で行います。
- ファイルエクスプローラを開き、変換したい画像を見つけます。
- 画像のファイル名を右クリックし、「名前の変更」を選択します。
- 拡張子部分を「.jfif」から「.jpg」に書き換えます。
- エンターキーを押すか、空白部分をクリックして変更を保存します。
この方法でファイル形式が変わったものの、中身はJPEG画像のままなので、画像の品質が損なわれることはありません。ただし、あらゆる環境でこの方法が有効であるとは限らないため、専用の画像変換ソフトを使う方法もおすすめします。その場合、オンラインの画像変換ツールを利用すると簡単に変換することができます。
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