通話中や話中に電話がかかってきても着信履歴が残らないことありませんか?
困りますよね〜。
通話中に着信履歴が残らないのはキャリアの契約かも
携帯電話の着信履歴が残らない理由として、通話中にかかってきた別の着信が関与することがあります。これは通信キャリアの設定や仕組みによります。以下に、日本の主要な通信キャリアについて詳しく説明します。
通話中着信履歴残らない、NTTドコモ
ドコモでは「着信通知サービス」を利用することで、電源がオフや圏外である、あるいは通話中に別の着信があった場合にその情報を受け取ることが可能です。このサービスに登録していない場合、着信履歴は残らない可能性があります。
電源OFFや圏外時、通話中※1に着信できなかった場合※2にショートメッセージサービス(SMS)で着信をお知らせするサービスです。
2011年10月3日よりサービス名称を「電源OFF・圏外時着信お知らせサービス」から「着信通知サービス」へ変更いたしました。
電源OFF・圏外時だけでなく、通話中に着信できなかった場合についてもお知らせいたします。
通話中着信履歴残らない、au(KDDI)
auでは「着信お知らせメール」サービスがあります。これは、電源オフや圏外、または通話中に着信があった場合に、メールでその情報を通知してくれるサービスです。このサービスが無効化されている場合、着信履歴は記録されない可能性があります。
auの割込通話サービスは「通話中に別の方から電話がかかってきたときに、現在通話中の電話を一時的に保留にして、後からかけてこられた方と通話ができるサービス」なんでソフバンとは違いますよね〜。
通話中着信履歴残らない、ソフトバンク
ソフトバンクでは「割込通話」を利用することで、電源がオフや圏外である、または通話中に着信があった場合にその情報を通知します。このサービスが無効化されている場合、通話中の着信履歴は残らない可能性があります。
上記のサービスはそれぞれ通信キャリアが提供しているものであり、それらが有効化されていない場合や設定が適切でない場合、通話中にかかってきた別の着信が着信履歴に残らない可能性があります。それぞれのキャリアの設定やサービスについて確認し、必要であればサービスを有効にすることでこの問題を解決することが可能です。
スマホの不在着信が履歴に表示されない原因と対処法
キャリアの設定以外の原因と対処法です。
原因
- 着信お知らせサービスを利用していない: 電源が切れている時、圏外にいる時、機内モードがオンの時、通話中にかかってきた別の着信など、特定の状況下では不在着信が履歴に残らないことがあります。
- スマホの時刻設定が正しくない:スマホの時刻設定が不正確だと、着信履歴が正常に記録されないことがあります。
- スマホ自体の一時的な不具合:スマホ自体の問題で、不在着信が突然履歴に表示されなくなることがあります。
- ソフトウェアやOSが古い:スマホのソフトウェアやOSが古いと、様々な問題が発生することがあります。
- SIMカードの問題:全ての対処法を試しても不在着信が履歴に表示されない場合、SIMカードに問題がある可能性があります。
対処法:
- 着信お知らせサービスの利用:キャリアの「着信お知らせサービス」に加入してみましょう。
- スマホの時刻設定を修正:iPhoneとAndroidの設定から、時刻の自動設定を有効にしましょう。
- スマホの再起動:不具合は、スマホの再起動で解消されることがあります。
- ソフトウェアアップデートの実施:ソフトウェアが最新版でなければ、アップデートを実施してみましょう。
- 設定初期化:スマホの不具合が改善しない場合、設定の初期化を試してみてください。ただし、初期化はスマホ内のデータが消える可能性があるため、事前にバックアップを取ることを強く推奨します。
- SIMカードの確認:スマホにSIMカードが正しく取り付けられていることを確認し、それでも問題が解消しない場合は、契約しているキャリアのサポートに連絡してみましょう。
着信履歴が残らないかけ方
通話の成立は主に2つの段階を経て行われます。これにより、通話が確立されるまでの間に切断した場合、その結果がどうなるかが決まっているのか、という挙動をしている時があります。
検証したわけではないですが下記のことが考えられます。
- 自分の携帯から携帯のセンターへの発信および相手の電話の検索: これが最初のステップで、この時点では相手の電話にはまだ接続されていません。つまり、この段階で切断した場合、自分の携帯には発信履歴が残りますが、相手の携帯には着信履歴は残りません。(プッ・・・プッ・・・プッ・・・プッ・・・と音がしてる時ですね)
- 相手の携帯への発信: これが二つ目のステップで、この時点で相手の携帯に通話を試みるリング音が鳴ります。一旦この段階に入ると、切断しても相手の着信履歴に通話が記録されます。
あなたのケースでは、おそらく第一の段階で切断したので、自分には発信履歴が残ったものの、相手には着信履歴が残らなかったと思われます。それぞれのキャリアで具体的な動作は少し異なるかもしれませんが、基本的な仕組みは上記の通りです。
なお、auなどの一部のキャリアでは、これらの2つのステップの間にさらに別の段階が存在する可能性もあります。
着信履歴が残らない事例について2つの主なパターンが考えられます。
- 非通知設定の利用: 通話者が自分の番号を非通知に設定した場合、着信側の履歴に電話番号が表示されません。日本ではこの機能を使用するためには、通話前に184をダイヤルします。しかし、これは通話者の番号を非表示にするだけで、通話があったこと自体の記録(日時など)は残ります。
- 海外設備からの着信: 一部の海外設備からの着信は、技術的な理由で番号通知が不可能な場合があります。この場合も、番号は表示されませんが、通話があったこと自体の記録は残ります。
- 固定電話なら電話機のエラーまたは設定: 電話機自体のエラーや特定の設定により、着信履歴が記録されないこともあります。例えば、着信履歴を自動的に削除する設定が有効になっているか、電話機のメモリが一杯で新しい履歴を記録できない場合などがあります。
一般的に、着信履歴を完全に残さずに電話をかけることは難しく、通常は通話があったこと自体の記録はどのような状況でも残ります。ただし、上記のパターンのいずれかが当てはまる場合、特定の情報(特に通話者の番号)が記録されないことがあります。
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